だかららくだのだらくはくだらない

 
どうにも整理のつかない感情を 二つのこぶいっぱいに詰めこんだ
寝不足のらくだは

月の無い砂漠を まっすぐに歩いていた
でも こぶの中が
あんまりいっぱいだったから
本人が思っているほどまっすぐ歩いているわけではなく
憎しみの分だけ 微妙に右側に曲がっていた
そんなわけで
その退嬰的右傾化過程にあるらくだの堂々巡りは
完全な円形を保ちながら
永遠に続いた

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