12月6日 日曜日 曇り?
 昨晩録画しておいたローマVSペルージャ戦のビデオを観た。
 前半1-0でリードしたものの、後半に入って同点にされてから後はなんだか別の試合みたいになってしまった。
 結局、1-5でローマの勝ち。
 中田は、ボールの持ち方がエレガントになってきた気がする。
 その後、NHKの衛星放送で、天皇杯の試合を2試合観た。
 なるほど。
 レベルが低い。
 が、それでも一応最後まで試合を観る。
 荒れた、低レベルの、ドタバタのサッカーでも、観ていて飽きないのはなぜだ?
 サッカーなら何でも良いのか?
 自分自身、ここのところサッカーばかり観ているおかげで、眼が肥えたという自覚はある。
 が、その反動で、脳みそが少し痩せたかもしれない。

 いや。
 単に、オタクになったということだろう。
 律義者のオタクさん。
 オタクは、微細な部分に快感を見出すことができる。
 たとえば、音楽オタクだった頃、私は、ベースラインの比較だけで、あらゆる音楽を楽しむことができた。
「おお、演歌も山本ジョージぐらいの世代になるとチョッパーがはいるんだな」
 そして、じきにオタクは、木を見て森を見なくなる。
「コムロってさ、けっこうグレンミラーからのパクリ多いんだよな」
「うそつけ」
「えっ、気がついてないの?だってグローブの新曲の23小節目に出てくるストリングスの『ふぉーん』っていう音さ。アレ、明らかにグレンミラーから持ってきてるぜ」
「『ふぁー』って、それ、メロのこと?」
「ちがうよ。そんな露骨なパクリはやらないよ。アレンジもメロもサウンドもまるで違うけど、バックのストリングスの、それもほんの0.5秒ほどだけど、一瞬、トーンが似てるんだよ」
「そういうのパクリって言うのかなあ」
「だから素人はヤダって……」
 ばか。
 ヤなのはお前だよ。


12月7日 月曜日 雨
 アジア大会サッカーの日韓戦は2-0で完敗。
 まるでいいところなしだった。
 イナモトだけがかろうじて頑張っていたが、小野クンも俊介もまるで機能しなかった。
 何がいけないのだろう?
 極論すれば、日韓の差は、ルーズボールに詰める時のほんの一歩の差に過ぎない。
 が、その一歩が、戦術やら技術やらをまったく無意味なものにしてしまうのだ。
 一歩の差を生み出しているのは何なのだろう?
 モチベーションか?
 日帝50年の亡霊か?
 それとも単にフィジカルということなのか?
 わからない。
 ま、オレが考えても仕方ないんだけどさ。
 

12月8日 火曜日 曇り
 おお
 ジョン・レノンの命日だ。
 林檎忌
 ってことで、季語にしてもらえないだろうか

 じきにアップルが倒産するだろうから、そうなったらまぎらわしいことになるな。

 ところで、ジョンは40歳で死んだはずだが、ってことは、ついにオレはジョン・レノンより年上になったわけだ。
 うわあ。

Imagin there's no heaven 天国なんかないと思ってごらん
And no hell bellow us  足もとには地獄もないって


 なるほど
 で、オレは
 終わり無き 永遠(とわ)の老後を イマジンす
 ってわけだ。

 ジョン
 ずるいよ
 一人だけ先に行くなんて


12月9日 水曜日 雨
 ああ。
 長い昼寝から目覚めてみると、クウェート戦はすでに終わっている。
 ネットで結果を確認する。
 おおおお。
 2-1で勝ったというじゃないか。
 ああ。
 録画もしていないというのに。
 公文戦士の広山が良かったらしい。
 0-1で敗色濃厚な残り10分からの奇跡の逆転勝利だったという。
 嗚呼、肝心なとき、いつもオレは寝ている。
 小野クンみたいだ。

 帳尻を 合わせる力 苦悶式 
 か
 寝よう。


12月10日 木曜日 晴れのち曇り
 午後は読書。
 夕方からパズル。
 優雅な暮らし。
 これでカネがあったら王侯貴族だ。



12月11日 金曜日 晴れ
 ●アジアカップ予選2次リーグ最終戦
 日本 0−1 UAE
 うむ。
 論評のしようがない。
 小野はほとんどまったくボールにさわれなかった。
 中村俊輔もサエなかった。
 内容的にも惨敗であった。
 早めに寝た。


12月12日 土曜日 晴れ
 クリスマス会を回避して蟄居。
 日刊スポーツではセルジオ越後がはやくもトルシエの更迭を叫んでいる。
 報知も、先日来小野とトルシエの確執を匂わせる(というか露骨に示唆している)記事を書きつづけている。
 スポーツ新聞は確執だの空中分解だのの話題が好きだ。
 サラリーマンの噂話みたいに。
 
 夕刻、後楽園に出動。