11月22日 日曜日 晴れ
 昨晩、Jリーグのチャンピオンシップ第一戦を観た後にスポーツニュースをハシゴして、夜中に中田のペルージャ戦を観たので、今日は一日中眠かった。
 柳沢は大変によろしい。
 高原はテクニックはあるようだが、ヨワい。
 というよりも、ゴール前で一瞬迷ってしまうというのはやはり経験の問題なのかもしれない。
 Jリーグの一部参入決定戦でも、ジェフの武田が1ゴール1アシストを決めている。
 ヴィッセルの永島も決勝ゴールを決めたそうだ。
 結局、プレッシャーのデカい試合ではベテランの落ち着きがモノを言うわけだな。

 サッカー選手の場合、体が動かなくなる頃になってはじめてメンタルが出来上がるということなのか?
 いつだったか堀内によれば彼は「タマが行かなくなった頃にようやくコントロールがついた」んだそうだが、同じことだな。
 田淵も言っていた。
「バッティングというものがわかったと思った時にはタマが見えなくなっていた」
 ふーむ。
 引退間際の一瞬の絶好調のことをまだ覚えているようだ。
 タブチよ。
 キミの場合、タマが見えなくなったせいで、錯覚を抱くようになったんじゃないのか?
 実際、オレの目には、いつもパスコースが見えてたぜ。
 ただ、追いつけなかっただけなんだ。
 絶好調の時でさえ。
 もちろん、ディフェンダーの動きもすっかり読めてた。
 ただ、トラップが思ったところにコントロールできず、シュートが枠に飛ばなかったんだよ。
 いまだってそうだ。
 オレには凄いイメージがある。
 アタマの中にはベストセラーが埋まっている。


11月23日 月曜日 晴れ
 いい天気が続く。
 こんなに平和でいいんだろうか?
●U-21アルゼンチン戦
 通夜に出た後、録画で観た。
 稲本が素晴らしい。
 特にファールが良い。
 ワールドクラスの相手に対して、何の遠慮も無く後ろからガツンと行くメンタリティー。
 素晴らしい。
 で、敵にフリーキックのボールを渡す時にも、まっすぐには投げない。
 相手が構えている場所から50センチほどズレたところにイヤな回転をつけて投げ返す。
 敵が「おいおい」という顔をで睨んだ時には、もうポジションに帰り始めている。
 素晴らしい。
 しかも童顔克服のためにヒゲを生やしているという。
 うむ。
 なるほど。
 そうだったのか。
 イナモトがいつも唇を曲げているのは、可愛らしい顔をなんとか憎らしく見せようとしていたからなのか。
 素晴らしい。
 いまどき、可愛らしい顔にコンプレックスを抱いている男がいたなんて。
 素晴らしすぎる。

 いや。
 最近の若いモノは、案外、コワモテにあこがれているのかもしれない。
 ナカタの目。
 あの、死人のように無表情な視線。
 末期の眼、ってやつだ。
 それにイナモトのひねくれた口許と中村俊介の不気味な輪郭を与えて、オノの爆発ヘアを付ける。
 いいぞ。
 ワールドクラスだ。
 笑わない日本人。
 ファックと言える日本。
 サノバビッチと言えるニッポン。
 バックチャージのできるジャポネ。
 おお。
 愛国心が湧いてくる。
 いいか。
 覚えておけ。
 モラルを捨てた日本人は強いぞ。
 武士道?
 ふん。
 あんなものはロボットの忠誠に過ぎない。
 言わば武士という世襲役人の服務規定を美化しただけのものだ。
 本当の日本人はあんなものじゃない。
 見てろ。
 オレたちの陰湿さにびっくりするなよ。
 

11月24日 火曜日 晴れ
 ニューヨークダウ史上最高値を更新。
 東証一部も15000円を突破。
 
 本当か?
 
 エリツィン肺炎で入院。
 肺炎er?
 市場はエリツィンの死を折り込みつつ、ロシアの解体を歓迎しているってことか?

 ふん。
 バカな推理だ。
 ボルシチ捕物帖。
 ウォッカっ引きの衿チン。
 悪役は誰にしよう。
 やっぱりご禁制の抜け荷をおろしゃから引っ張ってくるとなると……
 堺屋太一か?
 えげつ商人。


  11月25日 水曜日 晴れ
 広末涼子が早稲田大学に合格。
 ……
 コメントする気もしないな。
 なんでも「自己推薦入学」という入学枠があるらしい。
 「受験科目は小論文と面接のみ」だと。
 なるほど。
 ……
 大学入試の唯一の美点である機会均等が失われたってわけだ。
 ってことは、無意味に過酷な受験戦争は、ここへ来ていよいよどうしようもない消耗戦に突入してるわけだな。
 

 午後の時間帯のワイドショーは大騒ぎだった。
 芸能系レポーターが「みごと難関を突破」というノリで伝えていた。
 
 これはこれでバカな反応だが、夕方のニュース枠では「来年からワセダの受験生がどっと増えるかもしれませんね」というコメントでまとめていた。

 で、例の「バンザイ同盟」(だっけ?)とか言うイヤなサークルの連中がテレビに映りたがって、またそれを映したがるバカな……

 とにかく、あの「受験料収入」ってやつをツブさないといけない。
 門前払いで儲けようっていうんだから、飲み屋の「お通し」よりまだ悪質だぜ。
 「入学しない人間から入学金を取るための合格発表ローテーション」も、考えてみればふざけた話だ。
 こうした問題については、文部省よりむしろ公正取引委員会が乗り出すべきだ。
 たとえばの話、八百屋の業界が結託して、「入店料」を支払わない消費者への販売を拒否したとしたら、こりゃ問題でしょう?
 しかも野菜の品薄をタテに、「キャベツ購入予約金」だとかを要求したりして、なおかつ、売り切れの時にも予約金を返却しないわけですよ。

 大学の経営が苦しいのはわかる。
 が、だとしても、入学しない人間から利益を得ようとするのはおかしい。
 経営が苦しいなら苦しいで、たとえば在学生を相手に「就職斡旋料」を取り立てるとか、逆に採用を希望する企業の側から「学生斡旋料」を取るとか、そういう形の経営はできないのか?

 えっ?
 それじゃポン引きと同じだって?
 いいじゃないか。
 受験生の弱みにつけこむよりは、ポン引きの方がずっとマトモだぜ。


  11月26日 木曜日 晴れ
Jリーグ一部参入決定戦は市原、神戸がそれぞれ勝って一部参入を決めた。
これで、札幌か福岡のいずれかが2部落ちということになる。
残念だ。
ジェフに落ちてほしかった。
あと、ヴェルディも。
'98年後期の順位は下からジェフ、ヴェルディなんだから、それも良いと思うんだけどな。

ところで、市原の酒井は良い選手だ。
2点目のミドルシュートは見事だった。
U-19の時も大活躍だったが、こんな選手が市原にいるのはもったいないと思う。
ブタに真珠。猫に小判。ジェフに酒井。


11月27日 金曜日 晴れ
市原は中西を放出するんだそうだ。
名古屋と話がついているらしい。
どういうつもりだ?
やる気がないのか?
まあ、名古屋にとっては良い話だし、長い目で見れば中西にとってもこの方が良いのかもしれない。
ついでに酒井を浦和に出して、すっきり2部落ちしてくれるとありがたい。

いっそヴェルディと合併したらどうだろう?
で、Jリーグを脱退して新リーグで採算重視のサッカーをやるわけだ。
いいぞ。
日テレの後押しで芸能人チームと対戦したりして、そこそこに視聴率を取る。
東京ドームで巨人戦の前座なんかやったらそれはそれで採算ベースに乗るかもしれない。
劇空間プロサッカー。
ラモスもカズも呼ぼう。
ついでに都並とかにも復帰してもらって大いに盛り上げよう。
で、Jのポンコツを集めてサッカー芸人のバラエティーだ。
日テレ営業中――ロートルも営業中。
あくまでも余興なんだから、監督はナガシマさんでオッケーだし、キーパーなんかはキヨハラがやると良いかもしれない。
……って言うか、いっそ巨人と対戦すれば良いんだ。
で、巨人が勝てばナベツネも満足だろう。
「PK要因として抜群の脚力を備える松井秀喜を日本代表に送り込めば……」
 なあんて、トクミツあたりが言い出すわけなんだな、また、こういうことになってくると。
 で、はいるわけだこれがまたどういうわけか。
 いいと思うよ。
 実際、マツイが本気になれば結構ヘッドも強かったりして、ポストプレーで貢献するかもしれないし。
 いいんじゃないか?
 オレは反対しないよ。
 横綱審議委員のナベツネが一声かければ貴乃花だって一肌脱ぐかもしれない。
 相撲に情熱持てなくなってきてるわけだからさ。
 で、不動のセンターバックってわけだ。
 バティストゥータなんてメじゃないよな、フィジカル的には。
 当たりの強さから言ってもビアホフなんか問題にしないね。
 ってことになると、オルテガだとかみたいなちっちゃいのはつかんで投げ捨てちゃうわけだ。
 いいねぇ。
 貴ノ浪と曙も呼んで鉄壁の500キロスリーバックだ。

 ってことになると、ブラジルもフォワードの2トップにヒクソングレーシーとフランシスコフィリオを持ってくるな。
 これはマズい。  寝ワザに持ち込まれると面倒だ。  ここは一番グレーシー対策として中盤の底には女が要るな。
 三井ゆり、藤原ノリカの悩殺ドイスボランチか?
 ふむ。
 無理だな
 ヒクソンはハナもひっかけないだろう
 フィリオも眉ひとつ動かさないね。
 だって、ブラジル育ちの彼らにとっては、ノリカ式のボニータなんてちっとも珍しくないんだし、まして三井ゆりなんて御免蝙蝠の逆さ居眠りだ。
 それに、あのテのストイックな男には肉感的な女よりは、はかなげな薄倖のおんなの方がアピールするものだ。
 というわけで、連中のジャパネスク趣味に付け込んでいっそ和服の女を用意する。
 黒木瞳とか、どうだろう?
 センターサークルあたりでお茶でも立てさせたらイチコロなんじゃないか?
 
 寝よう。


11月28日 土曜日 晴れ
 月末は毎度のことながら体調がはっきりしない。
 夕方の6時過ぎからちょっと昼寝をして、目が覚めたら、おおなんと9時を過ぎてるじゃないか。
 あわててテレビをつけてみると、Jリーグチャンピオンシップは、後半残り10分だった。
 録画もしてなかったので、見事に見逃した。
 スポーツニュースをハシゴしたが、やっぱりナマで観たのとは感じが違う。
 
 ジーコが嬉しそうで良かった。


 柳沢の怪我。
 小野の風邪。
 心配だ。
 一次リーグはきっちり休んで、二次リーグから体調万全で出てほしい。
 で、天皇杯が終わったら、小野クンには足首のネズミ(遊離軟骨)の手術をしてもらって、ぜひ走れる選手になってほしい。
 これで運動量がついたら無敵だと思うんだけど、ああいうテクニックのある選手って、やっぱり走らないものなんだろうか?

 それとも、体型とかのイメージで、歩いてる姿がいかにものんびりして見えるだけなのだろうか?
 テレビで観ていると、こころもちアゴを上げて、にやにや笑いながらタッチライン沿いを歩いているばかり姿が目立ってしまう。
 それに、クセなのかもしれないけど、いつも口を開けているようだ。
 ま、そういうところが「キャプテン翼」に出てくるキャラみたいで良いんだろうけどさ。