11月15日 日曜日 晴れ
 先日来のWin98&95修復作業の疲れが出て、ほぼ一日中寝ていた。
 日米野球は結局メジャーの5勝2敗で終了。
 なるほどね。


11月16日 月曜日 晴れ
 ニュースステーションの菅沼さんが演説をしている。
 ばかだなあ。
 やめとけばいいのに。
 久米が
「音量が大きいのはおたくのテレビのせいではありません」
 と締めている。
 ほらね、言ったとおりだ。
 百万言を費やしても無駄なんだよ。
 どうせ、おいしいところはぜーんぶクメに持っていかれるんだから。

 結局、スガヌマさんも新聞の人だってことだな。
 ブラウン管の中では内容よりもしゃべり方が大切だということがわかってないわけだ。
 
 久米はわかっている。
 正論を吐く時には、おだやかにしゃべるべきなのだ。
 それどころか、怒りさえも軽妙でなければならないのだ。
 悲しみであれ、嘆きであれ、5秒でまとめられないコメントは視聴者には伝わらない。
 だから久米氏は嘘をつく時も、真情を吐露する時も、冗談を言う時も、いつも同じしゃべり方をする。
 視聴者の馬鹿さ加減をよく知っているのだ。
 久米は慨嘆せず、大言せず、決して悲憤慷慨することはしない。
 馬鹿に対しては、謙虚さを失ってはならないからだ。
 馬鹿にものを教えようとしたり、馬鹿を導こうと思ってはいけない。
 といって、彼らのペースに巻き込まれるのは愚の骨頂だし、無視するのも良くない。
 もちろん、過度に真面目に対応すべき相手でもない。
 じゃあ、どうすればいいのかって?
 うーん。
 馬鹿りません。 


  11月17日 火曜日 晴れ
 TBSが半年も前から大プッシュしているバレーボール世界選手権は、案の定まるで盛り上がっていない。
 というよりも、思いっきり空回りしている。
 当然だ。
 フジのF1といい、どこだか(日テレか?)がやっていた世界陸上といい、民放は「放映権独占」ってことになるとやたらに力を入れる。
 実際、視聴率はどうなんだろう?
 プライムタイムの編成をズタズタにするだけの価値があるんだろうか?
 
 オレは覚えている。
 TBSは、視聴率が15%を切るようになった頃、いちはやくJリーグ中継から撤退した。
 で、それはそれとして、疑問に思うのは、あんなバレーみたいな箱庭スポーツで15%が取れているのかってことだ。
 どうなんだ?  ついでに言えば、ゴルフはどうなんだ?
 競馬中継だってそうだ。
 10%も行ってないんじゃないのか?

 率が取れなくても、きちんとスポンサーがつけばそれで良い(確かに、ゴルフなんてスポンサーは山ほどいるからなあ)ってことなのか?

 先週の何曜日だったか「トゥナイト」で「インターネット中毒」の特集をやっているのをチラっと見かけた。
 いかにもテレビがやりそうな特集だった。
「コワいですね」
 莫迦。
 結局、テレビを作っている足の臭いオヤジやそれを見ているうすらとんかちにとって、インターネットみたいな異質なメディアは神経に障るってことなのであろう。

 確かに、チャットにハマって電話代で身を滅ぼす連中もいるだろう。
 が、それがどうしたというのだ。
 競馬で身を滅ぼす連中の数に比べたらまるで問題にならないぜ。
 もちろん、ネット依存だとかパソコン依存みたいな症状を示している逃避傾向の若者もいるんでしょうが、そんなものアルコール依存の連中の悲惨さと比べてみれば屁みたいなもんですよ。

 それでも、テレビは競馬や酒の悪口は言わない。
 なぜかって?
 デカいスポンサーだからね。

 テレビは、酒飲みの悪口も言わないし、博打狂いをたしなめたりもしない。
 なぜかって?
 一番のお得意さんだからさ。
 バカが。


11月18日 水曜日 晴れ
 ヴェルディの法人名は、読売新聞の撤退に伴って「(株)読売日本サッカークラブ」から「(株)日本テレビフットボールクラブ」になるんだそうだ。
 なるほど。
 この期におよんでまだ企業名にこだわるか。
 なんというのか居酒屋で「ウチは」とか「ウチの」とか自分の会社の話しかしない「わが社オヤジ」みたいで、ある種みごとだな。
 これでフリューゲルス亡き後、法人名に母体企業の名前を打ち出しているのはヴェルディだけということになる。

 よろしい。
 いっそ胸のマークは「日テレ営業中」にしたら良い。
 で、背中には「劇空間プロ野球」、人材難のフォワードには猿岩石でも走らせておこう。
 いいじゃないか。
 どうせ本気じゃないんだから。
 試合の中継をバラエティー枠でやって、編集モノを「電波少年」のコーナーに押し込めばオッケーだ。
 じきにファンが付くぜ。
 例によって山ほど字幕つけたくっさーい編集してさ。
 うん。
 おっしゃるとおりだ。
 確かにファンが付くって言っても「質の低いファン」には違いないだろうさ。
 でも、われらが「劇空間プロ野球」を見ていただければおわかりになる通り、視聴率獲得の秘訣は、観客を低俗な方向に誘導して行く過程の中にある。
 えっ?恥ずかしい?
 何をおっしゃる。
 穴があったら即挿入、ボールがあればホールインワン。
 恥知らずってのがおタクらの稼業だろ?


  11月19日 木曜日 晴れ
●アビスパ福岡VSフロンターレ川崎
 後半途中からフロンターレが2-1で勝ち越していたが、終了間際に追いついたアビスパが延長の末Vゴール勝ち。
 3-2。
 いや、大変な試合だった。
 両チームとも異常に気合いがはいっていた。
 サポーターの応援もものすごかった。

 野球派の人々は、この種の熱狂ぶりに違和感を抱くのであろう。
 まあ、確かに、サッカーファンはやかましい。

 私自身は、原則としては熱狂した人々に違和感を抱くのであるが、サッカーだけは別だ。
 理由はわからない。
 ともかく私はコンサートの客が熱狂してたりするのを見ると
「バカじゃなかろか」
 と思うのであるが、サッカーの場合は別の基準で判断して差し上げることにしている。
 どうしてだろう。

 フロンターレの出資企業は富士通なんだそうだが、とすると果たしてこの名前は適切なのだろうか?
 富士通さんは、半導体の洗浄にフロンを使っていないのだろうか?
 富士通ゼネラルは冷蔵庫も作っていたはずだが、冷却液の非フロン化は100パーセントに到達したのだろうか?
 いずれにしろ、多少ともフロン排出に加担しているのだとすると「フロンターレ」はまずい。
 そのまんま「フロン垂れ流し企業」とダブる。
 ま、いいんだけどさ。
 そういうワキの甘いところが良いところでもあるわけだから。

フロン垂れ 阿鼻の地獄や 神無月
 
11月20日 金曜日 晴れ
 ヴェルディ川崎の法人名が「(株)日本テレビフットボールクラブ」になったことについて、18日の日記で
  >法人名に母体企業の名前を打ち出しているのはヴェルディだけ
 と書いておりますが、これは間違いでした。
 たとえばレッズは「(株)三菱自動車フットボールクラブ」、ジュビロは「ヤマハフットボールクラブ」という具合に、運営会社の名称についてはいくつかのチームが出資企業の名前を持ち込んでいる。

 とはいえ、ヴェルディはやはりヴェルディだ。  このチームの場合、「クラブ名」と「チーム呼称」が違っている。
 つまり列挙してみると  法人名:「日本テレビフットボールクラブ」
 チーム呼称:「ヴェルディ川崎<」BR>  クラブ名:「FCニッポン」  ってことだそうです。
 うーむ、わかりにくい。
 ちなみにヴェルディ以外の全チームはチーム名と呼称が一致しているわけで、結果としてヴェルディだけがなぜか「FCニッポン」というおよそ不可解な別名乗りを呼ばわっているわけだ。
 うーむ。
 何のつもりなんだろう?

 掲示板から得た情報によれば、「FCニッポン」の「ニッポン」は日本テレビ(「にほんてれび」と読む)の英語表記、"NIPPON TELEVISION NETWORK"に由来しているんだそうだ。  それにしても1チームだけ「ニッポン」を名乗るセンスはやっぱり「盟主意識」ってやつなんだろうか。
盟主
 ったく。いったい何様のつもりだ?
「巨人軍の4番は日本の4番だ」
 式の、例のアレか?
 それとも、「川崎土着のローカルチームだと思ってもらっちゃ困るんだよな」
 ってことか?
 日本代表のつもりなのか?

 ま
 麹町の 放送局の 子蛆虫
ってことだな。


11月21日 土曜日 晴れ
●ジュビロVSアントラーズ
 結果は延長の末2-1でアントラーズのVゴール勝ち。
 柳沢は非常に良い。
 前々からうまい選手だとは思っていたが、こんなにも縦へのスピードがあるとは……

 高原は、アジアユースの時と同じく、ゴール前で迷ってばかりだった。
 こういう性格はいわゆる「経験」が解決してくれるのであろうか。

●王様のブランチ(TBS)
 おお。
 まだ打ち切りになっていなかったのか。
 土曜日の午前中ってのはもしかしたらテレビ局にとってどうにも扱いにくい時間帯なんだろうか?
 というよりも、彼らは「休日のお父さん」という人たちを根っからのバカだと思っているのかもしれない。
 いずれにしろ、ろくな番組がない。
 日曜日の朝も同じだ。
 一週間を総括する……といえば聞こえは良いが、実態としてはウィークデーの間に溜め込んだネタをだらだらと吐き出しているに過ぎない。

 しかも、土日の朝番組は、なまじに政治経済志向だからなおさら始末におえない。
 関口ヒロシだとか桂文珍だとかが「日本の現在を斬る」わけだ。
 まったく。

 中でも「王様のブランチ」は別格だ。
 一時期の深夜枠の脳死バラエティー(オールナイトフジに始まり、現在ではTBSの「ワンダフル」あたりに引き継がれている素人娘による人海戦術を前提とした空騒ぎ)の空気が漂っているところがたまらない。

 いまさら、制作意図に哲学がないなんてことを問題にしようとは思わない。
 出来がラフなのも大目に見るし、出演のねえちゃんたちがバカ揃いである点にも目をつぶろう。
 番組から伝わってくるメッセージが
「ねえねえ、すっごいでしょ、あたしテレビに映ってるのよ」
 に尽きている点も、この際だから見逃してあげることにする。
 そう、オレは寛大なのだよ。
 だから司会が意味なく威張っていることも大目に見てあげようと思っているし、二度ネタの内輪話と仲間受けの楽屋落ちのツンドラギャグに目くじらを立てるつもりもない。

 が、ミッキーは勘弁してほしい。

 さよう。
 毎年、クリスマスが近づいてくると、この手の番組がディズニーランドネタで時間枠を埋めるものだ。
 そんなことはわかっている。
 局にだってプロデューサーにだってスポンサーとの付き合いってものがあるのだし、まあディズニーが好きな人だって少なくはないんだから情報提供の意味がないってわけじゃない。それに何よりTDLの広報におまかせで番組ができちゃうんだからこんなに楽なこともないんだろう。
 わかっている。

 しかしだ。
 1時間以上も、ディズニーネタでもたせるのは、ちょっと困る。
 スタジオにミッキーとミニーを呼んで、おまけにTDLの広報のねえちゃんにも来てもらって、なおかつTDLのクリスマスの新企画を大ヨイショでレポートしまくって、それでも番組は終わらない。
 ディズニーの栄光を振り返り、ディズニーの新作CDを紹介し、ディズニーの新作映画を宣伝して、とどめにミッキーの誕生祝い(70歳だと)だ。

 いや、あんたたちの言う通りなのかもしれない。
 ディズニー好きに悪人はいないんだろう。
 ミッキーの善意を疑うなんて、きっとオレの方がどうかしてるんだろう。

 それにしても良い商売だよな。
 客が善人だけなんだからさ。

出ずに居る 鼠小僧の 丸儲け