4月30日 日曜日 晴れ
 終日蟄居。
 いや、いつものことですが。


5月1日 月曜日 晴れ
 落ち着かない。
 

5月2日 火曜日 晴れ
 思い出せない。何をしていたんんだろう。
 たぶん、思い出してもしかたのないことか、でなければ、思い出したくないことだろう。


5月3日 水曜日 晴れ
 早朝、妻子を新潟に送り出して、数日間の独身生活を確保。

ball20.gif浦和VS大分
 テレビ埼玉にて観戦。

 結局、2-1で辛勝。内容はあんまり誉められないが、伸二も帰って来たことだし、良しとしよう。うん。

 バス乗っ取り事件の影響でニュースステーションのJリーグコーナーは吹っ飛ぶ。
 残念。
 野球の結果はきっちり流したのくせに。比較的サッカーびいきのNステをもってしても、やはりプロ野球優先の編成方針には抵抗できなかったか。
 無念。
 久保の復活ゴールを見たい一心で、各局のニュースをはしご。
 午後11時過ぎ、日テレの「スポーツMAX」だかを観ていると、CM入り前のテロップで「このあと、Jリーグ。スーパーゴールがたっぷり!」
 とかいったのが出た。
「おお」
 と思ってCM明けを待つ。
 ところが、2分間に及ぶかとも思える(1分だったのかもしれないが、とにかく長く感じられたのですよ)CMタイムが明けてみると、ヴェルディの3点をリプレイして(←司会の中畑がガッツポーズ。なぜだ?)それでおしまい。他球場の試合については、結果にすら触れず、字幕もなし。そのままエンドロールが流れて番組終了。
 おい、こういうのって……
 腐っている。
 地上波民放は、軒並み完全に腐りきっている。
 サッカーに冷淡なのは、商売である以上仕方がない。
 数字が取れないソフトを流すことはできないんだろう。
 でも、それにしても、CM前のあのだまし討ちみたいなテロップは何なんだ?

 深夜。
 セリエAダイジェストもバスジャック特別番組のために中止。
 ネットのサッカー掲示板に犯人射殺を主張する意見が出ていて笑った。
 確かに、このテの突発事件は、定時編成の番組を楽しみにしている者にとって災難以外の何物でもない。
 犯人(なぜかテレビは「犯人」という言い方をしない。「少年」と言っている。誰に気を使っているんだ?)

 午前5時3分:テレビをつけっぱなしにして(オレは射殺を待っていたのか?)PCで作業をしている最中に、警官が突入。
 久々に臨場感のある映像を見た。
 賛否は色々とあるだろうが、まあ、あれは突っ込むしかないだろう。
 ウデの良い狙撃者がいるなら、狙撃というテもあったと思う。
 ニュース映像に、フロントガラス側から社内の様子をくっきりと映しているのがあったが、犯人はデカい包丁を持ってウロウロしていた。
 カメラが映せるということは、狙撃の角度はあったわけだ。
 既に何人かを刺して一人を殺しているわけなんだし、やはりあそこは狙撃ではなかろうか。
 犯人が未成年?
 うーん。未成年用の銃弾を使うというのはどうでしょう。
 当たりが柔らかくて、反省しながらゆっくり死ねるとか。
  
 

5月4日 木曜日 晴れ
 親知らずが顔を出そうとしている。
 唾を呑みこむ度に痛む場所が、奥歯なのか、喉なのか頭なのか、いまひとつはっきりしない。
 親の心子知らずと言うぐらいだから、親知らずの心なんて誰にだってわかりようがない。

 バス乗っ取り事件について、御用心理学者の先生は「現代の子供は、テレビゲームなどで暴力に触れる機会が増えている。しかも、ゲームの暴力は実感を伴わない」という例によっての決り文句をいっている。
 ……うーん。
 百歩譲ってテレビゲームにのもたらす興奮が少年の暴力衝動を刺激する場合があるとしても、だ。
 どうして、この人たちはゲームばかりを問題にして、テレビを免罪してしまうんだろう。
 テレビの取材に対するコメントだからなのか?
 それとも、テレビ局の側が、先生のコメントからテレビ批判の部分をカットしてるのだろうか。
 私見を述べるなら、ゲームよりは、最近のテレビ番組の方がずっとひどいと思う。
 サスペンスドラマはレイプと殺し(しかも使用される血糊の量は増加の一途を辿っている)と裸のオンパレードだし、バラエティーは公開処刑じみたいじめを笑いのネタにしている。
 表面的な現象としての「流血の描写」が問題なのではない。
 むしろ、問題の本質は、劣悪なテレビ番組を制作する人々の心の底に流れている、露骨な権力賛美の思想にある。
 つまり、強い者(売れている芸人、カネをもたらすスポンサー、編成権を握っているプロデューサー、視聴率の高い番組)が、弱い者(オーディションを受ける素人、駆け出しの芸人、ブス、田舎者)に対して威張り散らすことが、何の留保もなく賛美されている体制が、……
 まあいいか。
 オレには関係ないし。
 
※多事争論
 久々にニュース23を観る。
 案の定というか、筑紫さんは、「多事争論」の中で、今回の「17歳の事件」(バス乗っ取り事件および老夫婦殺害事件と思われる)について次のように述べている。ちょっと長いけど無断引用する。

『15年以上もアメリカ生活を続けている友人がたまたま連休中に帰ってきて、17歳の事件の連続を見ながら、「ますますアメリカに似てきた。」という感想を漏らしました。つまり、なぜこういうことが起きるのか訳が分からない事件というのが次々に起きる。アメリカと違うのは銃と刃物の違いぐらいのもんだろうと。

分からないことはいくらもありますけれども、例えば、自分の計画、ゲームプランに基づいて飛行機を乗っ取って機長を殺してハイジャック事件、あるいは「てるくはのる」のあの事件、そして5千5百万円も恐喝する中学生、そしてこの連休の二つの連続した17歳の事件、大変分からないとこがたくさんありますけれども、分からないなりに、その一つの共通性を探すとすれば、いろんなこういう分からない事件というのは、世の中の起きている出来事、いわば世相というものと強く反映して、連動して起きるということを考えますと、少年に限らず、若者、その世界の中で欠けているものは何なのかを考えますと、一つは現実の生活の中に極めてリアリティが無い、ということであります。

例えば、自分の指を切って痛い思いをすれば、人を刺すことがどんなに痛いかという想像力が働くはずなんですけれども、そういうものから非常に遠ざかって来ている。他人が、こういうことになったら、どういう思いをするだろうかという想像力を働かす余地もない。この二つの欠落が背景にあるような気がいたします。 』(番組ホームページより)
 ……決まり文句、紋切り型、……っていうか、このコメントは、暴力や犯罪といった事象についての筑紫さんの「想像力の欠如」を露呈している。なにかにつけて「15年以上もアメリカ生活を続けている友人」だかを引き合いに出してくることも含めて、ね。

「自分の指を切って痛い思いをすれば……」  という発言の真意は何だろう?  文字通り自分の指をわざわざ自分で切ってみるべきだってことか? まさか。  それとも、子供が小刀で鉛筆を削らなくなったみたいな風潮についての苦言か? あるいは、子供同士の取っ組み合いや親の折檻を懐かしがる発言だろうか?  いったい、我々が何から「非常に遠ざかって来ている」んだ?  もしかしたら筑紫さんは、体罰賛美主義者に転向していたのかな?  筑紫さんは何か大きな勘違いをしている。  このテの残虐な犯罪を犯す青少年は、今回の場合もそうだったが、決してリアリティーについて無知なわけではない。ナマの血を見た経験を欠いているのでもない。むしろ、この人たちは、必ずと言って良いほど動物虐待の経験者であり、小動物を殺す実験を繰り返し、また、物理的な暴力(加害、被害を含めて)を通常の子供たちよりもずっと色濃く体験している連中だ。
「オレたちの頃みたいに、ごく小さいうちにトンボの羽をむしったりカエルを投げ殺したりという経験を持っていれば……」式の言い方は、だから、この種の突出した若者たちに関しては成立しない。
「殴り合いの経験とかが無いからなあ、今の子供は」
 というのは、あるいは、一般の子供たちに関しては、確かにその通りかもしれない。
 しかし、今回のバス乗っ取りの少年みたいなとんでもないガキについて言うなら、彼らはいずれも暴力のベテラン(事実、バス乗っ取りの犯人はいじめの被害者であったらしいし、家庭内暴力の加害者でもあった)だ。
 であるからして、問題は、リアリティーの欠如や、想像力の欠如ではない
 むしろ、想像力の過剰および、リアリティーの歪曲が彼らの犯罪に強く関わっている。
 つまり、「人を刺すことがどんなに痛いかという想像力」「他人が、こういうことになったら、どういう思いをするだろうかという想像力」が、彼らの嗜虐癖を刺激しているのである。
 彼らは「他人の痛み」について鈍感なのではない。彼らは、他人の痛みが「好き」なのだ。
 こういうことがわからない筑紫さんは、やっぱり基本的な想像力を欠いている。
 あるいはこの期に及んでまだ「他人の痛みがわかっていたら他人に痛みをもたらすことなんてできるはずがない」式の、良い子ちゃんの論陣を張るつもりなのだろうか?
 ばかだなあ。


5月5日 金曜日 晴れ
 なんだかどっと疲れが出て一日中寝ていた。
 何の疲れかって?
 ……何だろう。
 何もしないでいるというのは、案外疲れるものなのでして。


5月6日 土曜日 曇り
ball20.gifヴェルディ川崎VS名古屋グランパス
 日テレにてTV観戦。
 ヴェルディ戦の時のセルジオ越後は別人のように甘口。
 都並も単なる応援団だし。
 不快な放送だ。
 主審のベルコーラさんは相変わらずイエローを出しまくっている。まあ、両チームに対して同じように厳しいところが救いといえば救いだが。
 飯尾は、水曜日の試合も良かったが、今日も光っている。縦に抜けるスピードはなんだかオーウェンっぽいぞ。
 名古屋のルーキー、藤田が同点ゴール。PA外左サイドから、ゴールの右側サイドネットに突き刺さる見事なミドルシュートだった。
 名古屋の原竜太君もなかなかすばしっこくてよろしい。U-19には使える選手が多いなあ。
ベルコーラさんは、ヴェルディに2つのPKを与え、その一方でキープレイヤーの林に2枚のイエローを与えて退場させた。ある意味平等。
試合は結局、延長前半にピクシーのFKが直接決まって、3-2で名古屋の勝ち。良かった。

ball20.gif磐田VS鹿島
 NHK総合にてTV観戦。
 この後、試合は荒れて、2-2の同点のまま延長。最後は本山クンが右サイド角度のないところから右足シュートを決めて鹿島のVゴール勝ち。すばらしい。
 それにしても、ビスマルクの肘打ち(服部に対して)はえげつなかった。
 去年の広島戦で久保を壊した時もそうだったが、やり方がいかにも露骨だ。
 ブラジルのジーザスはそういうことを教えているのか?