4月2日 日曜日 晴れ
ball20.gif浦和レッズVSアルビレックス甲府
 3-1で勝利。
 内容は……

 まあ、勝ったから良いけど……

オブチさん緊急入院。

 論評は自粛。
 後々のことを考えると、政治史的には小沢さんの政治生命が絶たれたことの方が意義深いのかも。


4月3日 月曜日 晴れ
 オブチさんは重体のようだ。
 続報が気になって久々にテレビを見まくる。
 バカなメディアだなあ、と改めてあきれる。
 ニュースステーションをはじめとして、ニュース番組の連中は異口同音に首相官邸の情報隠し責めている。
 ふん。
 官邸がこういう事態に直面して、1日かそこら情報を隠すのはむしろ当たり前のことではないんだろうか。
 まあ、首相周辺の連中がオタオタしてたのは確かなんだろうが、コトは最高権力者の病状にかかわる情報なのだからして、すべてを真正直に公開すればオッケーってなもんでもなかろう。
 それよりもむしろ問題とされるべきは、メディアの側の取材姿勢だ。
 2日の深夜におこなわれた青木官房長官の記者会見では、病状や入院の経緯、発表が遅れた理由などについて突っ込んでいた記者は皆無だった。
「おい、鵜呑みかよ?」
「お前らは、公園のハトなのか? 撒かれた豆食うしか能がないのか?」
 と、突っ込みを入れずにはおれませんでしたよ、アタシは。

 要するに、今回の事態について情報公開が遅れたことの責任は、政府の側の秘密主義よりも、記者クラブの記者さんたちの取材不足というのか怠慢(だって記者会見以前の段階では、独自の取材もせずに官邸の発表を鵜呑みにして動静記事を書いていたわけだし、会見が開かれたら開かれたで、メモを取るばかりで質問ひとつしやしないんだから)に帰せられるべきだってことです。こんなことは誰の目から見ても明らかでしょうが。だって、連立離脱の話合いから先、首相の行方がつかめなかったにも関わらず誰も追っかけてなかった(あるいは追っかけていてもそれを報道していなかった?)んだから。
 にもかかわらず、自らの怠慢をタナに上げて何がディスクロージャーだか。官邸の閉鎖体質や危機管理能力の欠如を指摘してみせる以前に、自らの取材姿勢を反省してほしいものですね。


4月4日 火曜日 晴れ
 徹夜で原稿。
 午後、打ち合せ。
 大詰め。
 って、何の?


4月5日 水曜日 雨
 朝から雨。うんざり。

●森喜朗首相誕生
 久々の大男首相。というよりも、戦後初かもしれない。
 中曽根が多少大きめだったことを除けば、以来、日本の首相はずっと小男の仕事だった。
 中でも竹下、海部、橋龍あたりはかなり露骨な短躯で、事実オレより小さい。
 比べてみるにこのたびの森はいかにもデカい。
 サミットが心配だ。
 テレビの画面で森の体格を見た世界中の人々が、日本についての見方を改めるだろう。
 つまり、これまでのように単純に見くびるのをやめて、マトモに扱うようになるわけだ。ってことは我々がこれまで得てきた特権的無責任の立場(国防の放棄などなど)を喪失することにほかならない。
 大丈夫だろうか?
 20世紀の後半まるまるを国際的迷子みたいな立場でうまうまとしのいできたというのに、「経済力に見合った応分の責任」なんてものを求められたりしたら目も当てられないとオレは思うぞ。
 逆に近隣の亜細亜諸国は、警戒感を深めるだろう。これまでにみたいに自衛隊の存在を無視してくれなくなるかもしれない。
 単純すぎるって?
 うん。
 でも、政治の専門家はともかく、テレビを観ている一般庶民の見方なんてそんなもんですぜ。
 国のイメージなんてものは、その国の指導者のイメージでどうにでも変わってしまう。
 たとえばうちのオヤジあたりなんかでも、ロシアがゴルバチョフからエリツィンに代わった時、えらく対露感情を悪化させていた。もちろん、温厚で知的な外見を備えていたゴルバチョフと比べて、エリツィンが意地の悪そうな大男そのものだったからだ。
 おそらく、イタリアでの日本人のイメージの30パーセントかそこらはナカータ一人で担っているのであろうし、イギリスではいまだにオノ・ヨーコがデカいのだろうと思う。

●愛知万博、計画を大幅に縮小
 いっそやめちまえばいいのに。いきなりやめるのは、国際社会に対してみっともなくてひっこみがつかないというのなら、オブチさんの喪に服するというのを理由にしたって良い(あ、まだ……)。あるいは有珠山周辺の住民感情を顧慮してなんていうのだって良い。

※地上波民放
 昨日、久々にホームページを更新したところ、早速いくつか反応があった。
 3月12日の日記で地上波民放(本文では「地上派」と誤字を書いておりました。K籐さんより指摘があってはじめて気付きました。直しておきましょうね)に対する蔑称を公募したことに対しても2通のメールをいただいた。

ところで、地上派民放局(ってなってたけど本当は「地上波民放局」ぢゃない?)に対する蔑称についてですが、私見を2、3。

1.「ちんみ」「ミンチー」は反対。
 なんとなく「地方民放局」と取ってしまう。これではNHK本局の本音にしかならない。

2.「グラベ」「ぐらべえ」は可も無く不可も無し。
 インパクトに欠けるような気がします。
というわけで、
3.「チジョー」というのを考えてみました。
 もちろん「地上派民放局」の頭をとっただけの、まるで芸のないネーミングですが、「痴情」にも通じるし、ま、いいんじゃないかなと思った次第です。「チホー」(もちろんこちらは「痴呆」に通じる)というのも考えたんですが、1の「ミンチ」と同じ理由で自主的にボツにしました。

でもインパクトだけから言ったら
4.「ヂベタ」が一番かもしれません。
 ただ「地べた」をカタカナにしただけですが、濁音が重なって不快感が増幅されていますし、吐き捨てるように言うにはぴったりの語感ではないかと思うのであります。
(以上、K籐氏のメールより勝手に引用)

 ううむ。「ヂベタ」ですか。
 良いかもしれません。蔑感の強さは出色です。ただ、分かりやすさにかけるかも。

もうひとつ、T沢さんから

「地上波民放局の蔑称」ですが、僕は
「ちみてれ」「チミテレ」
...をエントリーさせていただきます。念のため説明すると、
「地上波・民放・テレビ局」の頭文字を取ったものです。

 というのをいただいた。
 これもなかなかおバカな語感が素敵ですね。いずれにしても「テレ」の字は入った方が感じが出るようです。
 うんうん、いいぞ。  この調子でどんどん応募してください。

 なんでも「ビューティフルライフ」だとかいうドラマ(←観てない)が40パーセント近い視聴率を記録したんだそうだが、こういう事態はやっぱりどうかしている。
 この数字(視聴率40%)を単純に書籍の売り上げに換算すると4000万部ということになる。どんなにアホなベストセラー本だって、いくらなんでも4000万部ってことはない。そんな本があったら、そりゃ文化的ファッショである。つまり、多品種少量生産の商品構成を通じて、かろうじてバリエーションを保ち得ている書籍やレコード音楽の業界と比べて、テレビの世界は著しくマス・プロ的なのである。別の見方をすれば、この情報の選択肢の少なさは「ムラ社会的」とも言える。  ともあれ、こんな調子だから、サッカーの試合中継でCMの前後にクイズを挿入するような恥知らずな演出がまかり通ってしまっているわけだ。
 ともかく、地上波民放は早々に滅ぼさなければいけない。
 ぜひ、強烈かつ伝播力のある蔑称をお願いします。

 なお、このほかにも先日アップした日記について、誤字がけっこう見つかったので、こっそり直しておきました。


4月6日 木曜日 晴れのち曇り
 今朝になって思いついたのだが、地上波民放局の蔑称は、ヂベテレにしたらどうだろう?
 いや、昨日紹介したK籐氏エントリーの「ヂベタ」とT沢氏推薦の「チミテレ」の合成に過ぎないわけなんですが、両方合わせるとちょっと最強な感じがするんで。
 まず意味的には「地べたのテレビ」でわかりやすいし文句はないだろう。
 音的には

 ……と思っていたら、大阪のI先生からメールが届いた。
 ちなみに、先生はテレビない歴30年!だそうです。ううむ。

で、私がテレビをバカにするときの言い方ですが、「『ちれび』ばっかり見てたらアホになるで〜」と、「ちれび」なる表現を使っております。

一種の訛りごっこですが、なんか軽薄でいいと思いませんか?
地上波の「ち」とひっかけて、ということで。
 素晴らしい!
 先生がテレビを「ちっぽけな存在」として軽視している感じが伝わってきます。
 でも、唯一難点を言えば、「ちれび」って、なんだか音が可愛らしいんですね。憎めません、これでは。
 でも、3音節の短さはやっぱり良いです。こういうすっきりした音を聴くと「ヂベテレ」(表記は「ジベテレ」とどっちでが良いでしょう?)の4音節はまだ整理不足という気がしてきます。

 ……で、皆さんのご意見を総合して結論を出すことにします。
 いっそ2音節に縮めこんで「ヂベ」というのは、どうでしょう。
 素晴らしくはありませんでしょうか。
 いや、素晴らしい、ですよね?
 うん、あらゆる意味で、完璧です。

 ってことで、以下、ヂベの利点を検証してみましょう。

 というわけで、公募しておりました地上波民放局に対する蔑称は、本日付けをもって「ヂベ」に決定いたしましました。
 メールをくださった方々、ありがとうございます。  お礼は特にありません(笑)が、マスコミから取材が来たら、取材謝礼は山分けです。
 では、読者の皆様もよろしく普及につとめてください。
 では、そういうことで、取り急ぎご報告まで。
 おやすみなさい。


4月7日 金曜日 曇り
 「ヂベ」について誤解する人がいるといけないので言っておこう。
 私は何も地上波民放局のやっていることのすべてを否定しようとしているのではない。
 CATV局やらローカル局が制作しているテレビ番組の方がデキが良いと言いたいのでもない。
 ただ、「マス相手の商売には未来がないよ」ということを申し上げているだけだ。
 「全国民を分母にした視聴率」なんていううさんくさい数字を相手にしている限り、トンがった作品を作ることは不可能なのだ。
 TBSの「スーパーサッカー」が良い例だ。これを、同じサッカー専門番組「フットボールムンディアル」と比べてみればはっきりする。
 前者は、マス(つまり、非サッカーマニアを含む大衆)向けに作られており、後者は、サッカーマニア向けに作られている。であるから、サッカーマニアの目から見れば、「フットボールムンディアル」の方が好ましいに決まっているのだ。
 非サッカーマニアにとってはどうなのかって?
 ははは。
 非サッカーマニアはサッカー番組なんか見ないよ。
 
 つまり、「スーパーサッカー」は、結果として、「辛味を抜いたタイ料理」みたいな調子の、およそ意味のないメニューになってしまっているわけだ。
 まあ、デパートの食堂じゃ、本場のトムヤムクンは出せないよな。どうせすべてのメニューを幕の内弁当みたいな調子で八方睨みに構成するほかはないんだから。
 仮にサッカーファンを満足させる方法がわかっているのだとしても、彼らにはその簡単なことができない。
 なぜなら、彼らの商売は、サッカーファンのようなごくごく少数の人間を相手には成立し得ないからだ。
 で、非サッカーファンに色目を使った結果があのザマだ。サッカーファンを愚弄し、非サッカーファンには見向きもされない屁みたいなサッカーバラエティー。
 
 というわけで、人口比の5%に満たないような層を対象にした番組は、そもそも企画会議の段階で成立し得ない。
 ここまではわかった。
 でも、それはそれとして、有効なターゲットとしての視聴者層は、現実に存在するのだろうか?
 明確な嗜好を持ち、なおかつたっぷりのボリュームを持った数千万人のフォーカスグループ?
 そんなものは存在しないよ。
 音楽ファンや映画ファンはもはや完全に細分化してしまっているし、スマップのファンでさえ、全人口から見ればたいした数ではない。
 とすると、必然的に、マジョリーティー向けの番組は、不特定多数の人間が共通に抱いている欲望や関心に狙いを絞って作られることになる。
 ん?
 「不特定多数の人間が共通に抱いている欲望や関心?」
 用語が難し過ぎるな。言い方を変えよう。つまり、一言で言えば「劣情」のことだ。あるいは嫉妬、野次馬根性、覗き趣味、デバガメ、パパラッチ……とまあ、そういったたぐいのどちらかといえば人間性の劣悪な共通部分を相手にするほかにどうしようもないわけだね、彼らとしては。
 気の毒なことだよね。

*日朝交渉
 北朝鮮側は「過去の清算」を前提に交渉するつもりらしい。
 それはそれとして、言い方が凄い。
「もし過去の清算が為されないなら、交渉以外の手段を考えなければならない」
 って、これ恫喝?
 まったく。
 酔っ払いの相手みたいだ。
 マジメに話を聞くのもアホらしいけど、あんまりいいかげんに扱って怒らせても面倒だし。
 もちろん、こっちが怒って乱暴なことを言ったりしたら、あとあとどんなふうに逆恨みされるかわかったもんじゃない。
 酔っ払いって、ああ見えて案外もの覚えがよかったりするから。
 いずれにしても、役人の手に負えそうな相手じゃないな。
 いっそ、交渉は四谷あたりのスタンドバーのマスターにやらせたらどうだろう。
 年季の行ったバーテンなら、案外うまく扱えるんじゃなかろうか。
「キムさん。終電が出ますよ」
「……ああ」
「明けない夜はありません」
「……ああ」
「最後の一杯は私のおごりです」
「……マスター……うっ(涙)……」
 てな調子で行けばいいけど。
 やっぱり、用心棒が出てこないとダメかなあ。
「キムさん。お気の毒だけど、カンバンなんで、出てってもらいますよ」
「ってめえ、オレを邪魔者扱いに……」
「ジョニー、キムさんがお帰りだ。ドアの外まで運んでさしあげろ」
「ヘイ」
 ……ジョニーはマスターの言う事を聞くだろうか?
 仮に、なんとか役に立ったとしても不器用なジョニーがキムさんに怪我をさせたりすると、折り合いの悪かった異母兄弟がにわかに怒ったりすることも……以下自粛。


4月8日 土曜日 曇り
ball20.gif名古屋VS清水 
 1-0で名古屋の勝ち。
 名古屋側から見ると、アレックスが石川康にほぼ完璧におさえこまれてしまったことが敗因だろう。
 石川康はどうしてこれまで使われていなかったのだろう。
 ヴェルディはどうしてこんな良い選手を出したのだろう。
 もしかしたら性格とかに問題があるのだろうか。
 決勝点は右サイドからのピクシーのクロスに古賀正紘がヘッドで合わせたもの。
 上位が軒並み負けたので、グランパスも優勝の目がなくなったわけではない。

ball20.gifヴェルディ川崎VS横浜Fマリノス
 岩本は最悪。あらゆるプレーが岩本のところで停滞する感じ。時折見せるキック力に魅力があるにしても、こうまで走らない選手は要らないのではないか? こんな選手が真ん中で散歩していたのでは戦術もへったくれもない。
 後半に入るとほぼ一方的なマリノスのペース。
 ヴェルディは岩本をハズさない限りダメだろう。

 ……深夜になって湯浅健二さんのページを見ると、岩本についてほぼ私が感じたのと同じことが書いてある。もちろん彼の書き方の方が説得力があるが。
 ともかく、オレも目が肥えてきたようだ。
 良いことなのか悪いことなのか
 サッカー眼ばかりが肥えても……