10月17日 日曜日 曇り
 午前中に荒川河川敷にでかけてちぴを埋葬。
 一応、それらしく合掌する。
 最も原初的な宗教心は、死と和解するための方便として発動されたに違いない。
 帰宅後、夕刻よりサッカー観戦に備えて愛国挺身モードに突入。
 パートタイムパトリオットの休日は情緒不安定だ。
 というよりも、現代人は、誰もが、感情を持て余しているわけで、であるとすれば、ペットやサッカーは、感情のぶつけどころとしては至極穏当な対象であるのかもしれない。実際、この一年の間に一番深く憎んだ相手がフィリピンの19番だったりする私は、対世間的には安全この上ない男だ。
 
ball20.gifオリンピック最終予選 日本VSタイ
 3-1で快勝。以下、感想。

 夜、ちょっと仕事。
 アリバイ。


10月18日 月曜日 曇り
 梨元掲示板が閉鎖だと。
 まあ、荒れてたし、仕方ないでしょうね。
 あの種の掲示板が、放っておけばじきに荒れるなんてことは、歴2年の初級ネットワーカーである私にも、開設当初から十分に予想できたことだった。っていうか、荒れて当然でしょう。他人の私生活を荒らすことをなりわいとする人間が作った掲示板なんだから。
 
 アラシと対峙する覚悟もなしに掲示板に手を出して、図々しくもタダでタレ込みのネタをいただこうとした根性のあさましさが、当然の報いを受けたわけだ。
 恐縮掲示板?
 ふん
 あんた、恐縮なんかしたことあるのかよ。
 なめくじがしょんべんをかけられてちぢこまるのは、恐縮とはいわないぜ。
 
10月19日 火曜日 雨
 寒い。
 日産自動車村山工場閉鎖。
 Webのニュースでは、
日産自動車村
山工場閉鎖
 てなぐあいに、改行位置が村と山の間にあったので、なんだか「日産自動車村」という企業城下町の風景が目に浮かんでしまった。で、そこにある山の工場が閉鎖するわけだ。
 で、父さんはうなだれる。  当然、母さんはくちびるをかんでいる。
 小学四年生のケンイチは、5歳になったばかりの弟を殴る。
「なんでウチんちには自動車が無いの?」
 と言ったからだ。
 ははは。
 むかし、日教組の教師が読ませたがった辛気臭い童話みたいだ。
 いや、むしろ山本周五郎あたりの、お家お取りつぶしのお話だろうか。

 実際のところ、この度の日産村大量斬首はセガのパソナルームの話と比べて、どっちがむごたらしいのだろう。
 やり口の汚さではセガ。
 影響力の大きさでは日産。
 といったところか?
 後ろから刺されるのと、正面から首を斬られるのとでは、どっちがいいんだろう?
 なんだか「ウンコ味のチョコレートとチョコ味のウンコ」問題みたいだ。
 どうする? 健一よ。
 弟を殴っても、どうにもならないぞ。
 

10月20日 水曜日 曇りのち晴れ
 西村防衛政務次官、発言の責任をとって辞表。
 政治家にあるまじき軽率さ
 公的な立場を認識していない

 てなことを言われている。
 もっと端的にバカという言葉を使う人々もいる
 が、そういうことではないと思う。
 この人は確信犯だ。
 何を言えばどういう反響があって、どういう結果に結びつくのかはある程度わかっていたと思う。
 わかった上で、あえてぶち上げたアドバルーンだ。
 どうせ大臣になれる立場じゃないし、こういう発言をしたことで、この人は、今後、党内で独自の位置を占めることになるんだろうと思う。
 一種のすきま需要みたいなものですね。
 芸能界で言えば、性格俳優というのか、一種の色物でしょう。深夜番組でおっぱい見せてるねえちゃんたちと同じです。あ、この場合のおっぱいは「国防」ね。この言葉に興奮する人たちっていうのが一定数いるからさ。
 ともかく、これでこの政治家の党内での出世の道はほぼ閉ざされたわけだが、きっと「直言居士」「硬骨漢」「気骨の人」「至純一徹」「国士」だとかいった方面で評価を上げたことになるんでしょう。
「あの人も政治家としては、正直過ぎた」
 なんてね。
 違うよ。
 小心者が強がってるだけだよ。
 ほら、イソップか何かに出てきたじゃないか。自分を大きく見せようとして破裂したカエルが。


10月21日 木曜日 晴れ
 すっごくいい天気だった。
 お風呂やさんにいった。
 小学生の日記みたいな一日だった。

 つまり、何を言いたいのかというと、私は、退行していたわけです。
 困難に直面した時、攻撃的になる人と退行する人がいますが、私の場合、明らかに後者なのですね。
 

10月22日 金曜日 曇り
 一日中原稿執。
 以上。報告終わり。
 
 

10月23日 土曜日 晴れ
 日本晴れ。
 川口の「書泉ブックドーム」に行く。
 デカい。
 赤羽にもこれぐらいの本屋があったらいいと思う。
 書店はデカくないといけない。
 たいした専門書を買うわけでもないのに、なんとなく、巨大書店で買わないと納得できない。
 どういうわけだろう。
 インテリ病だろうか。
「ちぇっ、ロクな本がありゃしない」
 とか、近所の中小書店をバカにしてるくせに、実際買う本は、キオスクでも売っているようなものばかりだ。
 売っていない本なんて、オレの本ぐらいだ。
 専門書だから?
 違うよ。
 ゾッキ本だからです。